スキルチャレンジ
2012年1月にオーストリア・インスブルックで行われたユースオリンピック大会(YOG)のアイスホッケー競技種目のひとつとしてスキルチャレンジが採用されました。
スキルズ・チャレンジは国際アイスホッケー連盟(IIHF)が開発した様々な個人スキルテストを実施し、合計ポイントで競います。
各選手たちが自分の記録で国や地域、年齢、性別に関係なく、競い合えることがこのスキルチャレンジの魅力である。 全国各地で行われるスキルチャレンジの記録を本サイト上に集約して、ランキング形式で掲載していきます。 今後、FaceOffシステムで日本アイスホッケー連盟登録している選手には、成長の記録としてスキルチャレンジデータを蓄積させていく予定です。
種目一覧
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1
SKILLS CHALLENGE TEST PROCEDURES TEST1
Cone Weave(コーンウィーブ)
[設営方法 Test 1]
- ブルーラインを基点に、メジャーで各間隔の距離を測る。
- ラッカースプレーでスポットに印をつける。
- スポットは3m間隔で、パイロン4つを置く位置をマーキングする。
- マーキングした位置にパイロンを配置。
[運営方法 Test 1]
- 選手はパックなしでブルーラインよりスタート
- 一番遠いパイロンまでフォワードスケート(ダッシュ)をする。
- 一番遠いパイロンの周りをタイトターンする。
- 選手はパイロンの周りを廻りながら、ブルーラインに近いパイロンに向かう。
- 再び、選手はパイロンの周りを廻りながらブルーラインから最も遠いパイロンに向かう。
- フィニッシュラインであるブルーラインにダッシュで戻る。
- このドリルはタイムを計る。選手の動作開始から、ブルーラインを超えるまでのタイム。
- 選手のタイムをデータ記録プロトコルに基づき記録する。
- 選手が転倒した場合はセカンドチャンスを与える。
2
SKILLS CHALLENGE TEST PROCEDURES TEST2
Cone Weave with the Puck(コーンウィーブ+パック)
[設営方法 Test 2]
- ブルーラインからテープメジャーを使用し、距離を測ります。
- ラッカースプレーなどでパイロンの位置に印をつけます。
- スポットは3m間隔で、パイロン4つを置く位置をマーキングする。
- 印の上にパイロンを置きます。
[運営方法 Test 2]
- 選手はパックなしでブルーラインよりスタート
- 一番遠いパイロンまでフォワードスケート(ダッシュ)をする。
- 一番遠いパイロンの周りをタイトターンする。
- 選手はパイロンの周りを廻りながら、ブルーラインに近いパイロンに向かう。
- 再び、選手はパイロンの周りを廻りながらブルーラインから最も遠いパイロンに向かう。
- フィニッシュラインであるブルーラインにダッシュで戻る。
- このドリルはタイムを計る。選手の動作開始から、ブルーラインを超えるまでのタイム。
- 選手のタイムをデータ記録プロトコルに基づき記録する。
- 選手が転倒した場合はセカンドチャンスを与える。
3
SKILLS CHALLENGE TEST PROCEDURES TEST3
Transition Skate(トランジッションスケート)
[設営方法 Test 3]
- フェイスオフサークルの端にラインを引く。これがスタートとフィニッシュラインとなる。
- テープメジャーを使用し、印をマーキングする。
- 印は7m四方の正方形の角となる。
- 印の上にパイロンを置く。
[運営方法 Test 3]
- パックなしで、選手はスタート/フィニッシュラインからスタート。
- 選手は遠い右側のパイロンまでスケートし前にピボットしてバックスケートの体勢に入る。
- 手前右側のパイロンにバックスケート
- 選手は後ろにピボットし、フォワードスケートの体勢に入り、遠い左側のパイロンまでフォワードスケートする。 前向きにピボットしてバックスケートの体勢に入る。
- 手前左側のパイロンにバックスケートする。
- 後ろ向きから前向きにピボットして、スタート/フィニッシュラインとは逆側のラインにフォワードスケート。
- 停止して、スタート/フィニッシュラインにフォワードスケートする。
- このドリルはタイムを計る。タイム計測は選手が動作を始めた時からフィニッシュラインを越えるまで。
- 選手のタイムをデータ記録プロトコルに基づき記録する。選手が転倒した場合はセカンドチャンスを与える。
4
SKILLS CHALLENGE TEST PROCEDURES TEST4
Transition Skate with the Puck(トランジッションスケート+パック)
[設営方法 Test 4]
パックを使用してTest 3を再度行う。
- フェイスオフサークルの端にラインを引く。これがスタートとフィニッシュラインとなる。
- テープメジャーを使用し、印をマーキングする。
- 印は7m四方の正方形の角となる。
- 印の上にパイロンを置く。
[運営方法 Test 4]
- パックをキャリーして、選手はスタート/フィニッシュラインからスタート。
- 選手は遠い右側のパイロンまでスケートし前にピボットしてバックスケートの体勢に入る。
- ライン手前右側のパイロンにバックスケート。
- 選手は後ろにピボットし、フォワードスケートの体勢に入り、遠い左側のパイロンまでフォワードスケートする。
- 前向きにピボットしてバックスケートの体勢に入る。
- 手前左側のパイロンにバックスケートする。
- 後ろ向きから前向きにピボットして、スタート/フィニッシュラインとは逆側のラインにフォワードスケート。
- 停止して、スタート/フィニッシュラインにフォワードスケートする。
- このドリルはタイムを計る。タイム計測は選手が動作を始めた時からフィニッシュラインを越えるまで。
- 選手のタイムをデータ記録プロトコルに基づき記録する。
- 選手が転倒した場合やパックを失った場合はセカンドチャンスを与える。
5
SKILLS CHALLENGE TEST PROCEDURES TEST5
Forward Speed Skate(フォワードスピードスケート )
[設営方法 Test 5]
- テープメジャーを使いゴールラインから30m までを図る。
- フィニッシュラインをマーキングする。
[運営方法 Test 5]
- 選手はゴールラインからスタートし、フォワードスケート。
- フィニッシュラインまで全力でスケートする。
- このドリルはタイムを計る。タイムは選手が動作を開始してからフィニッシュラインを越えるまでを計る。
- 選手のタイムをデータ記録プロトコルに基づき記録する。
- 選手には最後まで走りきることを意識させる。選手がフィニッシュラインで止まらないようにする。
- 選手が転倒した場合はセカンドチャンスを与える。
6
SKILLS CHALLENGE TEST PROCEDURES TEST6
Forward Speed Skate(フォワードスピードスケート )
[設営方法 Test 6]
パックを使用してTest 5を再度行う。
- テープメジャーを使いゴールラインから30m までを図る。
- フィニッシュラインをマーキングする。
[運営方法 Test 6]
- 選手は前向きでパックと共にゴールラインからフォワードスケート。
- フィニッシュラインまで全力でスケートする。
- このドリルはタイムを計る。タイムは選手が動作を開始してからフィニッシュラインを越えるまでを計る。
- 選手のタイムをデータ記録プロトコルに基づき記録する。
- 選手には最後まで走りきることを意識させる。選手がフィニッシュラインで止まらないようにする。
- 選手が転倒した場合、パックを失った場合はセカンドチャンスを与える。
7
SKILLS CHALLENGE TEST PROCEDURES TEST7
Forward Speed Skate(フォワードスピードスケート )
[設営方法 Test 7]
- テープメジャーを使いゴールラインから30m までを図る。
- フィニッシュラインをマーキングする。
[運営方法 Test 7]
- 選手は後ろ向きでゴールラインからバックスケート。
- 選手はフィニッシュラインまで全力でバックスケート。
- このドリルはタイムを計る。タイムは選手が動作を開始してからフィニッシュラインを越えるまでを計る。
- 選手のタイムをデータ記録プロトコルに基づき記録する。
- 選手には最後まで走りきることを意識させる。選手がフィニッシュラインで止まらないようにする。
- 選手が転倒した場合はセカンドチャンスを与える。
8
SKILLS CHALLENGE TEST PROCEDURES TEST8
Forward Speed Skate(フォワードスピードスケート )
[設営方法 Test 8]
パックを使用してTest 7を再度行う。
- テープメジャーを使いゴールラインから30m までを図る。
- フィニッシュラインをマーキングする。
[運営方法 Test 8]
- 選手は後ろ向きでゴールラインからバックスケート。
- 選手はフィニッシュラインまで全力でバックスケート。
- 選手のタイムをデータ記録プロトコルに基づき記録する。
- 選手には最後まで走りきることを意識させる。選手がフィニッシュラインで止まらないようにする。
- 選手が転倒した場合はセカンドチャンスを与える。
9
SKILLS CHALLENGE TEST PROCEDURES TEST9
Forward Speed Skate(フォワードスピードスケート )
[設営方法 Test 9]
- ゴールのクロスバー中央の直下から7mを計る。
- 7mの地点でマーキングする。
- IIHFシューター・チューターもしくは類似ターゲット(5つのシュートエリアがあるもの)でゴールを覆う。
[運営方法 Test 9]
- 選手はゴールから7m離れたシュート位置に並ぶ。
- 1人の選手がゴールに10本のフォアハンドシュートを撃つ。
- 選手は5つの穴にそれぞれ2本ずつシュートを撃つ。
- シュートが穴に入るごとに1点が加点される。
- 各選手10本シュートを撃てる。
- 10本のシュートからの得点をデータ記録プロトコルに基づき、記録。
- 各選手最大で10点とれる。
10
SKILLS CHALLENGE TEST PROCEDURES TEST10
Forward Speed Skate(フォワードスピードスケート )
[設営方法 Test 10]
このテストでは選手のシュートスピードを計測するにあたり、スピードガンが必要です。参加する加盟団体は自身にて用意します。
- ゴールラインのネット中央地点から、テープメジャーで9mまで計る。
- 9m地点にマークをつける。
- スピードガンをブルーライン上、パックの真後ろに配置する。
- パックは9m地点のシュートラインより後ろに配置する。
[運営方法 Test 10]
- 一人ずつ順番に停止しているパックをシュートラインから撃つ。
- 選手はシュート前に助走しても良い。
- 助走する場合は近いブルーラインの内側から助走する。
- 選手はスラップショットを撃つ。
- 枠内に飛んだシュートのみ記録される。
- 選手は2本のシュートを撃てる。
- 両方のシュートはスピードガンでkm/hで計測される。
- 2本のシュートのうち、速いシュートが記録される。
- 選手のシュートスピードを、データ記録プロトコルに基づき記録する。