寄付の目的
ご寄付の目的を次の4項目に分類しましたのでご覧ください。
①日本代表チームの一層の強化、②トップリーグの活性化、③アイスホッケーの普及と育成、④日本アイスホッケー連盟の活動全体
- 日本代表チームの一層の強化
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アイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」は、2014年のソチ大会、2018年の平昌大会、そして2022年の北京大会と、3大会連続で冬季オリンピックに出場します。世界選手権においてもトップディビジョンに定着しており、強豪国の一つとして認められるようになりました。また、2020年1月に開催されたローザンヌユースオリンピックでは、6チームで行われた女子アイスホッケー競技で金メダルを獲得するなど、徐々にその力を高めています。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、練習環境もままならない中ではありますが、北京オリンピックではメダルの獲得を目標に掲げ、海外遠征や強化合宿、女子日本アイスホッケーリーグ(スマイルリーグ)などを通じて、日本代表チームの強化に取り組んでいます。
一方、男子日本代表は、長野オリンピックを最後に、長い間オリンピックに出場できないでいます。2026年のミラノ・コルチナ大会や札幌市が再び招致に取り組む2030年の冬季大会には、女子代表とともに出場できるよう、その強化に取り組んでいます。
日本代表チームの一層の強化を継続して行っていくためには、日々のトレーニング、環境整備、海外遠征など、様々な資金が必要となりますが、皆さまには是非ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
- トップリーグの活性化
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我が国におけるアイスホッケーのトップリーグはアジアリーグです。
そのルーツは、1966年(昭和41年)に古河電工、福徳相互銀行、岩倉組、王子製紙、西武鉄道の5チームで発足した日本アイスホッケーリーグに遡ります。札幌オリンピックの開催が決定して間もない頃のことでした。
日本アイスホッケーリーグは、その後、チームの加盟・脱退を繰り返しながらも、長野オリンピックの追い風を受けて発展してまいりましたが、企業スポーツの撤退の流れに逆らえず、次々と加盟チームの解散が進みました。
こうした中、2003年(平成15年)には、韓国のチームを加えてアジアリーグへと形態を改め、中国やロシアのチームも交えてリーグを運営し、日本のみならず、極東アジア全体のレベルアップを図っています。
トップチームは、その全てがクラブチームに生まれ変わりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、入場料収入や協賛金収入が減少し、苦しいチーム運営を強いられています。
新型コロナウイルスの先行きが不透明の中、アジアリーグの開催は難しい状況にありますが、昨年に続き、国内5チームによる「ジャパンカップ」という形式でリーグ戦を行い、メディアへの露出を高めるとともに、質の高いゲームをお見せすることにより、トップリーグの活性化を図ってまいります。
トップリーグの活性化のために、是非ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
- アイスホッケーの普及と育成
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かつては結氷する地域・季節でしか行えない競技だったアイスホッケーですが、アイスリンクさえあれば、季節を問わず、日本全国で行うことのできるスポーツとなりました。しかし、近年では施設の老朽化等により閉鎖されるアイスリンクも少なくなく、アイスホッケーの普及と育成には多くの課題が生じています。
札幌オリンピックや長野オリンピックを契機に増大した競技人口や観戦人口は、アイスリンク事情や少子化に伴うチーム編成の難しさに加え、メディアの露出頻度の低下などにより減少傾向にあります。しかし、スピーディーで攻守の展開が速く、激しい接触プレーやスケートやスティックによる華麗なテクニックでパックをコントロールする競技は、どの競技にも負けない魅力的なスポーツです。
こうした魅力的なスポーツをさらに発展させるため、本連盟では、若年層からの一貫指導体制や小・中・高生への活動支援、指導者の育成などを進めています。
日本のアイスホッケーの次世代を担う選手たちのために、是非ご支援を賜りますようお願い申し上げます。指導者の育成
コーチの役割とは、チームや選手の目標を可能な限り明確にし、現場に適したプログラム作成し、綿密な計画を策定。臨機応変に現場指導を行い、冷静で客観的な振り返りの継続が必須です。
選手だけでなくコーチも貪欲に学ばなければなりません。指導には様々なチャレンジが求められます。そうしたコーチの能力を向上させるためには、コーチのための育成システムが不可欠です。
日本アイスホッケー連盟において、コーチが相互に学び合える場を整えるため 是非ご支援を賜りますようお願い申し上げます。レフェリーの育成活動
アイスホッケーは、スピーディーで攻守の展開が速いことと、激しい接触プレーが醍醐味のスポーツです。それだけに、試合では、プレーの安全性の確保や、公平・公正な判定をするためのレフェリーの存在が不可欠です。
日本国内には、各レベルの公認資格を取得した約800人のレフェリーが活動しています。質の高いレフリングを行うためには、度々変更となる競技規則の理解やレフェリークリニック等による指導・育成の底辺拡大が必要です。
また、近年、国際レフェリーを志すレフェリーも増えてきており、海外大会への派遣等を計画的に実施しています。その他、若手レフェリーの育成のためのインストラクター制度の構築や女子レフェリーの普及・拡大など実施すべき課題がたくさんあります。
世界トップレベルのレフェリー育成のために、是非ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
- 日本アイスホッケー連盟の活動全体
- JIHFのVISION
- アイスホッケーの普及に努め、スポーツをより身近にすることで、人々が幸せになれる環境を作り上げる。 アイスホッケーの強化に努め、日本代表が世界で活躍することで、人々に勇気と希望と感動を与える。 常にフェアプレーの精神を持ち、国内の、さらには世界の人々と 友好をふかめ、国際社会に貢献する。